ファンファン会の例年行事の一環として、今年も中国遠征を行いました。
日本からの参加者は岩月、田中、西岡、佐波の4名で、
訪問地は上海、9月7日(金)から10日(月)までの3泊4日の旅でした。
行程は9月7日午後2時羽田空港出発、
4時上海虹橋空港に到着、
バスで約30分の宿泊地のホリデイインにチェックインしました。
国鉄上海駅のすぐ近くで、周囲は古い町並みと新しいビルが混在していて、
雑然とした感じでしたが、ホテルは近代的でした。
夕方に当会とも馴染みの深い馬汝宏さん家族と夕食をともにしながら、
中国の囲碁状況の説明を受けました。
子供たちがよく勉強していることが中国の強さの原動力のようです。
ちなみに馬さんの6歳になるお嬢さんは、既に4級ぐらいの実力があり
来年には西岡さんと渡り合えるぐらいまで進歩するだろうと言っていました。
9月8日(土)
当会の名前の由来となっているファンファン(方芳)さんの弟の方捷プロが主宰する囲碁教室を訪問、
親善対局を行いました。
結果は表記しましたが、岩月さん2勝、西岡、佐波さんは1勝1敗、田中は2敗で、
合計4勝4敗の腹の立たない成績に終わりました。
中国ルールも終局時になるまでは、特に気になりませんでした。
中国の棋風は、思いもよらぬところから、戦いを起こすなど力碁のように見えました。
対局が終わって近くのレストランでテーブルを囲み、思い出話などをして、日中友好を暖めました。
9月9日(日)は視察の旅ということで、上海から新幹線で1時間の無錫へ行き、太湖観光を楽しみました。
雨天で視界は不良でしたが風情を充分堪能しました。
その後、高速道路を車で蘇州に下り、蘇州大学を見学しました。
そこで日本語の上手な卒業生のグループに出会い、なごやかに話をしました。
町は地下鉄建設など近代化に向けて突き進んでいましたが、
伝統的な雰囲気も維持していこうと心がけているようでした。
翌9月10日(月)午後1時予定の行程をすべて終え、無事帰国しました。
田中記
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